こんにちは。長野と山梨の県境にある瑞牆山荘から奥多摩 雲取山から60キロオーバーの大縦走を行いました。所要日数は二泊三日。最後の日はかなり無理をしたので、本来的には三泊四日の日程になると思います。
そんな奥秩父縦走をレポートします。今回の記事は初日分です。
奥秩父主脈縦走 Day1の行程
初日は、JR韮崎駅よりバスで瑞牆山荘に向かい、瑞牆山荘から金峰山を経由して大弛小屋まで縦走です。距離は9.5キロ、休憩含めて6時間の登山でした。
金峰山と大垂峠の間は、下りだらけかと思いましたが、間に山があり、それなりにアップダウンのするコースでした。
韮崎から瑞牆山荘までは、新宿発の始発を使うと、10時すぎに到着します。登山のスタートが遅くなるため、日が短い時期にこの経路を縦走する方は注意が必要です。
瑞牆山荘~金峰山まで
午前10時ちょうどに瑞牆山荘に到着します。天気は曇りです。天気がイマイチのせいか登山者は私含めて4人でした。
コースタイムで約6時間と余裕のある計画ではないため、すぐに出発します。瑞牆山荘から歩きだしたらすぐに登りです。結構傾斜はきついです。それでもメジャーな登山道だけ歩きやすいです。
標高を約100メートルほどあげると富士見平小屋に到着です。広々としたテント場があります。いつか宿泊した場所もであります。本当はゆっくりしたかったのですが、時間がないので先にすすみます。
富士見平小屋はビールが有名だそうです。今度はゆっくりビールを飲みたいです。
富士見平小屋からは登って登って登ってです。何気に瑞牆山荘から金峰山までは標高を1000メートルもあげます。そのため、ガッツリ登ることになります。
基本的には土の道をのぼり、たまに鎖場が登場します。
富士見平小屋から2時間程度でやっとこさ稜線にでます。稜線からの眺めは最高です。
遠くに金峰山が見えます。
稜線に出てからは岩場の連続。ストックはしまった方がよいです。岩場を1時間くらい歩き山頂です。金峰山が岩山で有名なだけあり、なかなか楽しい岩登りです。
そして、山頂です。
虚無です。私が山頂につく15分前は晴れていました。なのに・・なぜ虚無なの。有名な大きな岩もありますが、虚無過ぎてなんだからわかりません。
晴れていれば瑞牆山は奥秩父の縦走路が一望できるはずなのに非常に残念です。
金峰山から大弛小屋まで
金峰山山頂はあまりの虚無でいる意味がないので、早々に大弛小屋を目指します。金峰山の稜線を歩きケルンを見つけてからが下りの開始です。
歩きだしてすぐに時計を見たら15時。なかなかの時間、あまり遅いと山小屋を心配させるので、携帯で小屋に電話して、今向かってますと伝えました。小屋向かっているならいいですよ~って感じで対応されて安心です。
ケルンまでの稜線は広く、あまりにもまわりが見えなくて道に迷いかけました。濃霧の時は注意が必要だと思いました。
濃霧で方向わからないな~と思いながら、雪山でおれの方がすごくホワイトアウトしたと自慢していたおじさんをなんとなく思い出しました。こんなん自慢したくならないけどな~。
下りを開始してからは、岩もなく歩きやすい道です。スタスタ歩けます。瑞牆山方面からよりも大弛峠からの方が歩きやすいのでは?と思うほど歩きやすいです。
下山開始して45分ぐらいのときは楽勝だなと思っていました。
考えがあまかったです。
大弛峠までの間に、朝日岳という山がありました。標高差は最低のところから100メートルくらいしかないのですが、あとは下るだけと思っていた体はつらかった。
写真は旭岳直前の道です。結構険しいです。
朝日岳はマイナーですが、一応山頂ということもあり、ベンチもあったので一休み。お水を一口飲んですぐ出発です。写真を撮り忘れました。山頂の1分だけ雲がとれましたが、金峰山までは見れず、、、残念でした。
ここからは当初の想定のほぼ下りだけスイスイ下山することができます。樹木の間をスイスイ歩いてゆきます。奥秩父らしいコケがたまりません。
朝日岳より1時間程度で大弛峠へ到着。峠から3分くらいで大弛小屋に到着です。到着時間は16時30分とかなり遅くなってしまいました。
明日は雁坂小屋を目指します。
大弛小屋の宿泊帰路はこちらです。よかったら読んでください。
二日目はこちらです。