こんにちは。長野と山梨の県境にある瑞牆山荘から奥多摩 雲取山から60キロオーバーの大縦走を行いました。所要日数は二泊三日。最後の日はかなり無理をしたので、本来的には三泊四日の日程になると思います。
こちらの記事では、二日で大弛小屋~雁坂小屋を記事にしています。奥秩父最高峰の北国師ヶ岳をスタートに、日本100名山の一つである甲武信ヶ岳、破風山、雁坂峠を縦走して雁坂小屋まで歩きました。奥秩父らしいうっそうとした森林の中を歩け楽しいものでした。
初日の記事はこちらです。
大弛小屋から甲武信ヶ岳へ
大弛小屋での宿泊は、客が私一人だったこともあり、ぐっすり熟睡。午前4時30分に起床して、ごそごそ出発の準備。一人だから物音の注意費用で気楽です。午前5時丁度に出発しました。薄明りでヘッドライドなしでも歩ける丁度良い時間でした。
大弛小屋は、国師ヶ岳の真下にあり、スタートから登り。しかし、ほんの1時間も登れば山頂です。しかも整備もかなり行き届下り、木道が続きます。朝一は、まだ体がしっかりしていないので、歩きやすい道でうれしいです。
登り始めて1時間で前国師ヶ岳の山頂です。虚無。
奥秩父最高峰の北奥国師ヶ岳は、国師ヶ岳から少し進み、分岐を曲がったところ。縦走路から少しはずれたところにあります。縦走路進みたい気持ちもありますが、せっかくなので目指します。ザックは分岐にデポしました。
分岐から5分程度で北奥国師ヶ岳へ到着。こちらも虚無。虚無すぎて最高峰なのか?わからない。景色もなくいても仕方ないので、分岐に戻ります。
分岐から次のポイントとなる甲武信ヶ岳までは約5時間。結構遠い。時間が惜しいので先へ進みます。
甲武信ヶ岳との間は美しい樹木とコケの世界。すばらしい。これぞ奥秩父。道迷いもするようなコースでもなく、安全。こんな良いコースなのに誰にもあいません。静かです。マイペースに歩けます。
細かいアップダウンを繰り返し、3つ4つくらいの山を越えますが、いずれも山頂は樹木の中で眺望はないです。ここが山頂?という感じ。
甲武信ヶ岳の直前には千曲川の源流への分岐。
時間の関係で向かいませんでしたが、いずれ行ってみたい場所です。甲武信ヶ岳の最後は岩場の登り。大きな岩がゴロゴロしています。結構きついです。
甲武信ヶ岳 山頂です。甲武信ヶ岳の山頂は開けています。そしてやや天気がよく遠くが見れてよかった!!眺望のある山頂はこの二つかではじめて。平日ですが、何人か山頂いました。
甲武信岳到着は10時30分でした。ほぼコースタイムかな。
甲武信岳から雁坂小屋まで
このペースだと雁坂小屋につくのは、16時と結構おそめ。というこうことで、足早に甲武信岳山頂から先へ進みます。
とはいいながら甲武信小屋でコーラと水の補給。コーラがなきゃダウンしちゃいます。平日の場合、次に有人の小屋があるのは雲取山になります。文明からおさらばです。
甲武信小屋からは、まず破風山避難小屋方面へ向かいます。めっちゃ標高下げます。200メートくらい下がります。道はぼちぼち。一部ざれているところがありました。急斜面を降りてゆく感じになります。
破風山避難小屋に到着。結構綺麗な避難小屋。薪がありストーブで温まることが可能そうでした。
ここからが地獄でした。甲武信岳から300メートル以上おりて、300メートル破風山へ登り返しです。勘弁してほしい。こんな登るならあんなに降りる必要はなかったのでは?というレベル。
急斜面であり、疑似ピークがいくつもあります。奥秩父縦走でトップクラスにつらかったです。
頑張って登り切り、なんとか破風山に到着。安定の眺望なしです。
破風山はピークが二つあります。この二つの間は岩場が多く濡れてると滑ってあぶない印象です。これを超えると雁坂領へ向けての下りです。あまりの登りで心が折れており、ダラダラおります。降りるルートは普通の登山道です。そんな危険個所なし。
一番低いところからの雁坂領へ登ります。標高差は確か150メートルくらい。大したことありません。ゆっくり登るスタイルでサクサク進めるのがうれしい。雁坂領も安定の眺望ゼロ。
そして雁坂峠へ下山。虚無の樹林帯です。仮にクマがいても気づきません。思い返すと奥秩父ここまで鹿、クマ、猪などを一切みていない。
とりあえず進む。もはや義務的です。しんどい思いでしかここはない。
雁坂峠へ到着由緒ある。峠です。なんでも日本三大峠らしい。眺めも良かったです。ここから15分ほど下り雁坂小屋です。雁坂小屋までの道はこんな感じです。
やっとの雁坂小屋。到着時間は16時ごろ。もう時間も遅いのでご飯食べて、寝るだけです。
果たして明日は、雲取山で・・下山口まで35キロあるけるのか・・・・、
雁坂小屋の宿泊記録はこちら。
最後の地獄の雁坂小屋から雲取山まではこちらをご覧ください。