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雁坂小屋に平日宿泊した。水場・トイレありで静かな夜を過ごせて最高だった。

こんにちは。
奥秩父には、土日のみ小屋番のいる営業を行い、平日は避難小屋のような感覚で使える山小屋があります。そんな、山小屋の一つである雁坂小屋に宿泊しました。

ほぼ避難小屋のため制約もありますが、ただ食事して寝るだけなら十分でした。むしろ人がいなくてぐっすり眠れて最高でした。


雁坂小屋の場所と外観

雁坂小屋は、日本三大峠の一つである雁坂峠から10分くらいさかを下った場所にあります。雁坂峠は、武田信玄も軍道に使ったなとなと謂れのあるの由緒ある峠だそうです。

歴史はともかく雁坂峠からの眺めは素晴らしいものがありました。山に登らなくても雁坂峠から眺めをみるだけでも十分満足できます。

雁坂峠から少しおりて、1雁坂小屋です。15分くらいおりました。建物は3練あり、小屋番の宿泊所、倉庫、客室(本体)といった風です。

平日宿泊できるのは当然ながら本体です。ログハウス風な結構立派な建物です。


雁坂小屋の内観と水場、トイレ

早速、客室というか土間にあがります。
平日の雁坂小屋は、土間のみ使用できます。奥に本当の客室がありますが、そこは鍵がかかっており使えません。

土間といっても小上がりには、畳が引いてあるので十分です。板の間やベンチで寝るのかと思っていたので、畳があるだけで最高です。

避難小屋形式といえど施設利用料は必要になります。2000円を入り口横の郵便受け的なところに入れます。テント泊代金ちょっとで屋根があるところに泊まれると思えば安いです。

水場は小屋の外にあります。さすが奥秩父ということで水は潤沢です。とてもうれしい。ジャバジャバでていました。

トイレも外。小屋からは50メートルくらい離れた場所にありました。昼間はともかく夜は寒いし、遠し、暗いしで大変なのでトイレは明るいうちにすませること推奨です。

小屋番さんがいないので電気は使えないです。そのため、日が暮れたら寝るしかない。私は日が沈むちょっと前に寝袋へ入りました。

そして、完全に日暮れの後に・・・・ネズミ?と思われる小動物がチョイチョイ駆け回っていました。姿はみえず音だけです。私は気にしないタイプですが、気にする人は気にすると思います。多分後コウモリも飛んでいた気がします。(特段害はないです)

それ以外はいたって普通の小屋であり、外は静かですし、ぐっすり眠れました。最初はなんとなく怖いかな~と思っていましたが、普段から一人暮らしで夜は家に一人だしあんまり変わらないと思ったら、なんとも思いません。

午前3時ぐらいに起床して外に出て、空をみましたが、星空は素晴らしかった。星空みないと山奥にいる理由がなくなってしまう。


雁坂小屋宿泊の注意点

コロナということもあり、平日利用を考えている場合でも一度、雁坂小屋へ電話して、平日利用可能か?などを聞いた方がよいです。
私も実際、念のため電話しました。

また平日でも小屋番さんが小屋にいる日もあるようですので、いても驚かないようにしましょう。相談次第で普通に宿泊できるそうです。

個人的には、避難小屋に泊まる前には、こういう半避難小屋で避難小屋の練習した方がよいと感じました。きれいだし、水場あるしと考えるとそんな気持ちになります。


Moutain-times

30代会社員登山家。2015年より登山をはじめ、登山歴5年。 神奈川県出身との縁で丹沢を中心に登山する。 年に数回は長野、山梨へ遠征登山を行う。 2020年は剣岳、五竜岳登山が目標。

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