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奥秩父 大弛小屋に宿泊した!!これぞ山小屋な渋くて良い施設だった

こんにちは。2020年9月に奥秩父主脈縦走をしました。金峰山から雲取山までの二泊三日の大縦走。この途中で、大弛小屋に素泊まりですが、宿泊しました。比較的マイナーな小屋ですが、なんと客が私しかいなく実施室的に貸し切り状態でかなり快適でした!!そんな大弛小屋をレポートします。

泊まった総括的な感想は、THE 山小屋でした。


大垂小屋の外観

大垂小屋は、金峰山と国師ヶ岳の間に峠にあります。峠までは車道はあるものの公共交通機関は取っていないという絶妙な場所です。おそらく車できて宿泊する人はいないはず。

泊まる人は、甲武信岳から瑞牆山へ縦走する人くらいでは?という立地です。

そんな場所にある大垂小屋は、平屋のこんな感じの外観の小屋。

大弛小屋の外観

テントも設営できるようで、一幕だけ設営されていました。

携帯電話は、小屋の前まではAUの電波が入りましたが、中はNGでした。その他はキャリアの電波状況は不明です。


大弛小屋の中の雰囲気

大弛小屋は、入り口入ってすぐが、食堂兼リビング。

大弛小屋の受付

テーブルが4つあり、10人くらい座れそうです。食事を食べる際はここになります。自炊の場合は基本的に外ですが、一人だったので中でOKでした。ラッキー!!

食堂メニューはカレーがお勧めのよう。私は自分で持ち込んだフリーズドライの食事を食べましたが、カレーもかなりおいしそうだった。素直にカレー食べればよかったと後から思いました。


大弛小屋のメニュー

寝室はこちら。土間が真ん中にあり、その両サイドに寝るスペースがあります。宿泊した日は私一人だったせいか快適でした。土間だけに寒いと思ったら意外とあたたかったです。

この寝室の感じが、なとなく私的には、いかにも山小屋~って気になりました。ホテルのような山小屋もありますが、山小屋なんてものは、こんなんでいいんだよと思います。

秋口ということもあり、炬燵まで用意していただき、寝る直前まで炬燵でゴロゴロしていました。炬燵は人をダメにしてゆきます。しかし、温かくて素晴らしいのが炬燵です。

寝る直前は実家のようにくつろいでしまった。

この小屋ではコロナ対策で紙のシーツを配布していました。これを使うことでコロナ対策は完璧のはずです。

水場は小屋の外にあります。さすが奥秩父というほど水は豊富。いや奥秩父は本当に素晴らしい。

トイレは小屋内にありますが、登山靴利用はNG。サンダルで入る必要があります。泥の多い秩父では汚れてしまいますからね。これは仕方ないです。

そのおかげか、トイレの中は清潔感があふれていました。


大垂小屋を軸とした登山

私は、奥秩父主脈縦走の一泊目として使いました。瑞牆山荘から金峰山を超えて大垂峠へ到着し、翌日には甲武信岳や破風山を超えた次第です。翌日は、雁坂小屋まで歩きました。

おそらく大垂小屋をつかう人は近しい経路が多いかなと思います。大垂小屋から公共機関のある瑞牆山荘までは6時間程度。甲武信岳までも6時間。(西沢渓谷までは+3時間くらい)

公共交通機関だと結構アクセスしずらいというかエスケープのないような場所にあるので注意が必要です。

山小屋のご主人の話した限りでは、大垂小屋の翌日は、甲武信岳の小屋か破風山避難小屋まで行く人が多そうでした。頑張れる人は笠取小屋まで行く人がいるそうです。

笠取山まで行く人は本当にすごいです。

以上、奥秩父縦走で泊まる方の多い大弛小屋のレポートでした。

Moutain-times

30代会社員登山家。2015年より登山をはじめ、登山歴5年。 神奈川県出身との縁で丹沢を中心に登山する。 年に数回は長野、山梨へ遠征登山を行う。 2020年は剣岳、五竜岳登山が目標。

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