こんにちは。今まで使っていた登山靴がへたれたため、新しい登山靴を購入しました。その新しい靴がLA SPORTIVAのBLADE(ブレード) GTX です。マウンテンブーツとトレイルランニング用シューズの力をあわせもった靴で軽快な登山を楽しめる靴でした。

今回の登山靴購入のテーマ
まず今回、登山靴を購入した理由からとなりますが、理由は簡単で使っていた登山靴の破損したからです。富士山から下山中に革の縫い目がちぎれてしまったため、買い替えということになりました。
登山靴は、一度買うと数年は使う代物ということもあり、登山靴を購入にあたりテーマを決めました。
今回のテーマは、「用途に特化する」です。
もともと使用していた靴は、何の特徴もないマウンテンブーツでした。その靴は、登山初心者のころはどこにでも行ける便利な靴との印象でした。
しかし、登山を続けていくうちに山行スタイルも日帰りから山小屋泊、テント泊など様々なスタイルになってきました。その靴は、万能であるがゆえに日帰りだと過剰であるし、テント泊にはちょっと弱いみたいな中途半端な感じも否めなくなりました。
そのため、今回導入する登山靴は、一足ではなく、日帰り~1泊2日の山小屋泊用の靴と3泊以上のテント泊(残雪期兼用)の靴を2種類の導入というかたちで「用途に特化する」靴ということです。
そして本記事の対象としている「LA SPORTIVAのBLADE(ブレード) GTX」は、日帰り~1泊2日の山小屋泊用の靴ということで購入したものです。
BLADE GTXの特徴
BLADE GTXは、メッシュ製造なので軽量です。お店で試着しましたが、軽量さには驚きました。ランニングシューズクラスです。この軽量さでいて、GORE-TEXを内蔵しており、防水性を備えている特徴もあります。
しかし、ここまでは、よくあるトレッキングシューズと変わりません。実は、この靴一番の特徴は靴底にあります。BLADE GTXの靴底は、トレイルランニングシューズと同じ構造なのです。

トレイルランニングシューズはぬかるんだドロの中でも転びづらいように靴底が加工されています。これがそのまま受け継がれています。
そのため、丹沢・奥多摩などの土の多い登山に最適です。私は、泥で転んでしまうたちなのでかなり嬉しいポイントです。

BLADE GTXで実際に登山した
購入して早速、BLADE GTXをはいて登山しました。
登山したのは、奥多摩の棒ノ折山です。通常の土の登山道に加えて濡れた石の上をわたる沢登もある変化のあるコースです。
実際に登った感想ですが、普通のマウンテンブーツより土の上では安定している印象でした。グリップがよく効いているという表現が適切かもしれません。泥道の傾斜でも滑る感じがしませんでした。
棒ノ折山は赤土で滑りやすい箇所もありましたが、特段滑ることなく登山できました。(前だったら一度は尻もちがついてる気がします)
ただ足首周りの部分が少し短いので人によっては、足首の固定に不安を感じるかもしれません。カットがミドルカットよりやや短くなっています。(この靴は転びにくいので問題ありませんが)
しかし、登山靴は、何より軽いが正義だと感じさせてくれました。スイスイ登って行けます。遭難しないのはとっとと登り、とっとと下山が一番だと思っている自分には最適でした。
靴が軽いので自宅から登山口までも移動も軽快です。
この靴なら片道20キロオーバーのコースでも充分日帰り可能な印象です。何度もいいますが、軽いは正義です。2020年度の山行が非常に楽しみになる買い物でした。
以上、新しい登山靴の感想でした。