こんにちは。
私は今まで山中の宿泊は山小屋を利用していましたが、今年からテント泊にチャレンジ。そのため、登山用テントを吟味し、悩み最終的にプロモンテ VL26を購入しました。
登山用テントは4万円程度と高価なため私のように購入を迷っている方もいると思います。そんな方の役に立つために私の調べたことや、VL26に決めた理由などを纏めます。
目次
登山用テントとは?
テントと聞くとキャンプ場でのキャンプを思い浮かべると思います。値段だけで言えば倍以上違うものもありますが、キャンプ場で使うテントと登山用のテントは何が違うのでしょうか?
答えは、「重さ」、「サイズ」、「頑丈さ」、「組み立てやすさ」の4つです。
登山用品全体に言えますが、通常のキャンプ用テントに比べて登山用のテントはかなり軽いです。例えばキャンプ用のテントは、二人用で重さが3キロ以上しますが、登山用なら1.5キロくらいです。更に登山用のザックに入るようコンパクトに纏まるようになっています。
じゃあ、軽くてコンパクトだからといって壊れやすいか?というそうではありません。稜線上の強風でも耐えられるように設計されています。また長い山行の後に簡単に設営できるような工夫もふんだんにされています。
これだけの違いがあるから登山で使うなら登山用のテントを購入する必要があるのです。
購入時の検討ポイント
「重さ」、「サイズ」、「頑丈さ」、「組み立てやすさ」を備えた登山用テントですが、様々なメーカーから様々なテントが販売されています。購入時は何をポイントに選べばよいのでしょうか?ここでは3つの検討ポイントをご紹介します。
(1) 人数
キャンプ用のテントでも重要な要素ですが、人数を決めましょう。一人用、二人用、三人用などがあります。当然対応人数が増えれば重くなります。
山行スタイルによってサイズは考えようです。例えば常に三人で登山するなら三人用テントを購入して、三人で寝袋、食料、テントを分けて持ち運ぶなんてこともできます。自分がどんな山行をしたのかでサイズを決めると予定です。
ちなみに一人用テントは、かなり圧迫感があるのが一人利用でも二人用テントを購入することをお勧めします。
(2) 対応季節
対応季節もあります。簡単に言えばスリーシーズン(春・夏・秋)用か冬用です。スリーシーズン用でもオプションを購入すれば冬でも使えるものもあります。
(3) 対応季節
対応季節もあります。簡単に言えばスリーシーズン(春・夏・秋)用か冬用です。スリーシーズン用でもオプションを購入すれば冬でも使えるものもあります。
(4) シングルウォールとダブルウォール
シングルウォールとダブルウォールは、テントの幕が一枚か二枚かの違いです。各々短所と長所があります。
シングルウォール
シングルウォールは幕が一枚ものです。軽くて、設営が簡単というメリットがあります。一方で一枚しか幕がないので、湿気の強い日や雨の日はテント内部に結露ができる可能性があります。
ダブルウォール
ダブルウォールは幕が二枚ものです。結露が発生しずらく、二枚の幕の間に前室に相当するスペースができるため靴を置けるので余裕のある生活をくれます。また結露も二枚の幕の間に発生するので安心です。一方で少し重かったり、設営にひと手間増えます。
プロモンテのVL26に決めた理由
私がプロモンテのVL26にしたのは、以下の三点のためです。
(1) ダウブルウォールかつオプション購入で冬(雪)も対応可能なこと
(2) 吊り下げ式でポールと幕の接続がフック形式で簡単なため
(3) 少しマイナーで使用者が少ないため、テント場ですぐ見つかるため
設営してみた
近所の公園で試しにVL26を設営してみました。公共の公園のため、ペグは指していないのでご了承ください。
道具はすべて袋二つに収まっています。細長い方がポールで、もう一個がフライです。
ポールを広げます。かなり大きいです。
内幕とポールを接合します。なんとなくテントっぽい雰囲気になります。
頂点の箇所はこんな風になっています。簡単にポールと幕くっつくようになっています。
フックで幕とポールを接合します。ぱちぱち簡単に接合できます。
内幕とポールの接続が終わったら、外幕をくっつけます。これもパチンとやるだけで簡単でした。
そして完成です。 はじめて設営しましたが、10分ほどで簡単に設営が完了しました。
中に入りました。二人用テントなら一人で余裕です。一人用だと圧迫感がキツイかもしれませ。撤去も10分ほどでできたので楽々でした。
お役に立つかわかりませんが、良かったらテントを購入して、テント泊登山をしてみてください。