こんにちは。今年の1月に私は、グリベル(GRIVEL)社の12本詰めのアイゼン(クランボン)を導入しまいた。このアイゼンは12本爪の安定感にワンタッチ式の着脱の容易差を兼ね添えている良いアイゼンでした。これから雪山始める方におすすめの一品。
1.GRIVEL(グリベル)社とは
アイゼン本体の前に少し話がそれますが,GRIVEL社についてです。GRIVEL社は,イタリアの登山用具メーカーです。アイゼンのみならずピッケル等々の登山用具を作成しています。
その歴史は19世紀初頭に始まり,世界初の前爪つきのアイゼンを作成したのはグリベル社の創始者と言われています。それだけアイゼンを作成した歴史のある老舗中の老舗メーカーです。
2. 実際の12本爪のアイゼン
12本爪のアイゼンは、こんな感じです。前爪が光ります。
真ん中の穴の空いている黒い鉄の板で部分で靴の長さを調整します。通常は畳んでおけるので小スペースで持ちはこび可能です。
靴との接続はワンタッチ式のためコバが必要となります。
厳冬期用の靴ならだいたいついていますが,通常の登山靴はついていないものあるので購入前に確認しましょう。
コバは写真のような感じのアイゼンの金具をくつっける出っ張りのことです。ここでアイゼンを靴にロックします。
アイゼンは、ワンタッチ式と紐式がありますが、基本的にワンタッチ式の方が楽かつ登山中に外れる心配がないのでお勧めです。
実際に靴に装着するとこんな感じになります。かっこいいです。冬山登山のアイテムという感じがしてきます。厳冬期が待ち遠しくなる。
装着は慣れれば5分もかかりません。超簡単です。これを装着すればどんな雪山でも登れる気がします。
3. 実際に冬山登ってみた
2018年シーズンは、以下の二つの山に登りました。天候にも恵まれ更にはアイゼンのおかげかサクサク登れて特段大きく危険も感じませんでした。
以上