こんにちは。表銀座縦走 テント泊の第3段です。今回は、西岳~槍ヶ岳山頂までです。 端的にいえば西岳~槍ヶ岳 までの尾根である東鎌尾根は、高低差がかなりありつらかったです。このあたりからは精も根もつきかけて写真のかずが少ないです。申し訳ない。
前回は以下です。
1.今回のコース
本記事では、以下のうち太字のあたりが取り扱い箇所です。
中房温泉 ⇒ 燕岳 ⇒ 大天井岳 ⇒ 西岳 ⇒ 槍ヶ岳 ⇒ 上高地
2.殺生ヒュッテまで
西岳から槍ヶ岳までは東鎌尾根を通ります。まずは西岳からグッと標高をさげ 水俣乗越 を目指します。ちなみに写真で見ると 東鎌尾根は険しそうです。写真の真ん中の尖っているのが槍ヶ岳で、そこに向かう真ん中の尾根が東鎌尾根です。
![槍ヶ岳全貌](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza28-1024x576.jpg)
西岳からはチョイチョイ鎖場とはしごが登場します。ですが、 水俣乗越 までは地面がしっかりしており危険性は感じません。
途中で唯一怖いのが、この10メートルのはしご。
![西岳の10メートルのはしご](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza27.jpg)
長いはしごですが、はしごがしっかりしているので変に踏み外さなければ全然問題なしでした。。
西岳から40分くらいで 水俣乗越 へ到着。 水俣乗越 からが登りです。冒頭から結構な急斜面ビビります。これが槍の入り口です。
![東鎌尾根スタート](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza26.jpg)
この後も断続的な鎖場、はしごが続き、岩場の連続です。あまりにもつらすぎて写真もとれなかった。(万が一、携帯落としたら崖の下だし)
途中の恐怖ポイントは40メートルくらいあるはしごです。高さもそうですが、はしごの下の部分が痩せ尾根になっており、変に落ちたら崖のしたという感じ。(ここも写真なし。)
はしごの後は、こんな感じの尾根を歩きます。歩くとこあるの?と思うかもしれませんが、案外スイスイ歩けます。
![東鎌尾根](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza25.jpg)
これらを超えてつくのがヒュッテ大槍です。写真だけですが、やっとこさついたという感じ。ここの時点で朝から6時間行動して11時です。疲れた・・・。
![ヒュッテ大槍](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza24.jpg)
ヒュッテ 大槍から15分ほど歩きテント場のある殺生ヒュッテへ到着。ヒュッテ大槍から殺生ヒュッテはトラバースしながら少し下ります。結構高度ありました。(下の殺生ヒュッテの写真は翌朝撮影したものです)
本日のテント場です。
![殺生ヒュッテ](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza22.jpg)
お昼ご飯は持ってきたパンの予定でしたが、我慢できずにカレーライスを注文。普通のカレーでした。普通のカレーでも山で食べると非常においしい不思議。
![殺生ヒュッテのカレー](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza21.jpg)
カレーを食べたらとりあえず幕営。本日の寝床を確保です。殺生ヒュッテは人気なのでこの時間の確保で正解でした。夕方は地獄の混雑ぶりでした。
![テント](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza20.jpg)
3.いざ槍ヶ岳へ!!
殺生ヒュッテから尾根を目指し150メートルくらい登ります。そうすると東鎌尾根に再び合流できます。以下は殺生ヒュッテから見上げる東鎌尾根と槍ヶ岳です。
![殺生ヒュッテのテント場から槍ヶ岳を眺める](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza19.jpg)
ここは登山道かな?っていう眺め。でも大丈夫。案外歩けるんです。
![東鎌尾根にとりつく](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza18-1024x576.jpg)
東鎌尾根をスタスタ歩くと槍ヶ岳山荘との合流地点あたりにつきます。めっちゃ槍ヶ岳混んでる。人の粒が見えます。
![槍ヶ岳山頂付近](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza17.jpg)
さらに近づくとこの状態。衝撃です。
![槍ヶ岳山頂付近2](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza16.jpg)
このあと以下の槍ヶ岳頂上の直前のはしごまで待つこと1時間30分です。ちなみに崖の横とか岩にへばりついて待機です。結構神経が疲れる。
![槍ヶ岳のはしご](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza15.jpg)
ちなみに混雑の原因は、人の量もありますが、登り下りが同じところがあったりが原因です。スキル的にあれな人もいましたが。。。
そして、槍ヶ岳初登頂です。いや頑張った。さっきまで晴れてたのに私が登ったら曇りました。ついてない。
![槍ヶ岳の神社](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza14.jpg)
槍ヶ岳からの下山はスルッと途中。槍ヶ岳山荘から南岳の方を観ました。あの奥が大キレットです。来年頑張ろう。
![槍ヶ岳山荘から南岳をみる](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2019/09/omoteginza13.jpg)
この日も疲れ果てて19時には爆睡でした。おやみなさい。
4.おまけ
槍ヶ岳の歴史などに興味がありましたら以下の記事もぜひ参照してください。
(次回)