こんにちは。北アルプス 表銀座テント泊の第二弾です。今回は,燕岳~大天井岳~西岳編の稜線歩きです。この稜線歩きでは、ゆるゆるかと思ったら結構しんどかったり、初めてのテントでの宿泊と思い出に残る山行でした。
第1弾は以下。
1.今回のコース
今回のコースは以下の通りです。この記事では黄色い字の箇所です。
<<今回のコース>>
中房温泉 ⇒ 燕岳 ⇒ 大天井岳 ⇒ 西岳 ⇒ 槍ヶ岳 ⇒ 上高地
<< 総距離 >>
42Km
<< 高低差 >>
登り:約4300M
下り:約4300M
2.燕岳~大天井岳まで
燕岳~大天井岳まではユルユルな稜線歩きをするつもりでした。写真の通り燕岳から見る限りは大きなアップダウンはなく、ボチボチ歩くか~という気持ちでした。これがこの日の最大の誤算でした。
歩き始めはすごいゆったり歩けました。北アルプスの稜線眺め目の前には槍ヶ岳と夢のような登山でした。
天気は晴れてるし本当に最高です。。
しかし、稜線歩きしてから45分ほどたってから地獄をみることに・・・大天井岳へ向かう稜線・・突然、グッと下っています。見た目は200メートルくらい。そして、300メートルくらい登っています。こころの底から「まじかよ。」と思いました。
観念して降りたら急な登りです。なんで下ってすぐに登るのか?疑問です。
登り切ったらまた稜線歩きです。これは待望といっても差し替えないです。一息つけます。稜線歩きは1時間程度です。
大天井岳にとりつく手前には小林喜作のレリーフがあります。このあたりは鎖場になっており,ちょびと怖かったです。
また稜線には、ニホンザルがいました。高いところまでくるもんです。
大天井岳は途中で山頂へ行くコースと山頂を巻くコースに分かれます。 私は、山頂の大天荘のテント場へ向かうため,山頂へ向かいます。山頂までも地味な登りが永遠と続きます。結構しんどかったです。写真の槍ヶ岳方面が巻き道の方向です。
やっとついたぞ 大天荘 。一応本日のゴール地点です。文字で書くとサラッとしますが、テントの入ったリュックが肩に食い込むでは軽い地獄でした。
3.大天井岳でテント泊
私がテント場についたのは,15時です。が,テント場がかなりテントで埋まっています。これはまずいと思い。すぐに山小屋でテン場代1000円を支払い ます。
そして、テントを必死で設営。あまりも疲労がたまっており,テントの撮影を失念してしまった。。。
テントを設営したらとりあえずビール。長野県デザインのサッポロビールを飲む。最高です。山頂ビールは最高においしい。
ビールを飲んだら10分くらい先にある大天井岳の山頂へピークハント。山頂からの眺めは最高でした。頑張ったかいあった。
この日は、その後にレトルトの食事をして疲れはてすぐに就寝。
7時くらいに寝て気づいたら3時。テントを畳んだり,トイレいっているうちに日の出です。この日は綺麗に雲海がでていました。めっちゃ綺麗です。これが山頂泊の醍醐味。
4. 大天井岳~西岳
大天井岳から西岳へ向かいます。この区間は結構ゆるゆる登山でした。これが私が望んでいた登山です。大天井岳からまず大天井ヒュッテのあたり・・・稜線まで一旦降りる。
そのあとは、軽い登りもありますが,比較的に緩い稜線を歩きます。(写真はきつそうですが、ピークは巻くので楽です。)
このあたりまでくるとだいぶ槍ヶ岳が近く感じますが、コースタイムだと後5時間で槍ヶ岳につけると見たときは目を疑います。
稜線歩きを楽しんでると西岳に到着です。(すぐといっても2時間30分くらい歩きましたが)西岳の山頂はスルーして、疲れたので兎にも角にも西岳ヒュッテに向かいます。ポカリを購入です。
本日の本丸である槍ヶ岳登山まえにポカリをがぶ飲みです。まじで山のポカリ美味しい。
次回は、ポカリがないと死んでいた東鎌尾根です。