西丹沢の秘境ともいえる菰釣山には、避難小屋がある。宿泊こそしませんでしたが、登山の途中で立ち寄ったのでレポートします。今後、宿泊を検討されている方の参考になれば幸いです。
結論からいうと、とても清潔な避難小屋ですが、トイレや水場がないのに注意が必要です。
菰釣山 避難小屋の外観
菰釣山 避難小屋は、最近立て直しがされたようで、とても綺麗です。みた感じログハウス的な感じになっています。
避難小屋のまわりは木のテーブルが二個だけあります。しかし、まわりは樹木だらけなので、避難小屋からの眺望はありません。眺めが良いのは菰釣山の山頂ですが、15分は登る必要があるのが悲しいところ。
菰釣山 避難小屋の内観
外観同様にとても綺麗です。土間とフローリング部があります。利用されてる方がいかに綺麗使っているかわかります。
パッと見では、10人くらい寝れそうな広さでした。荷物置き場は棚が用意されています。こういうのもうれしいところです。
テーブルの上に利用者ノートがありました。少し読みましたが、日帰り利用者が大半で宿泊者週末ぐらいしかいなそうです。言い方を帰れば避難小屋を独占できます。
箒もありますので、使用し跡は綺麗にして出てゆくようにしましょう。箒の充実ぶりは驚愕です。
菰釣山 避難小屋の注意事項
菰釣山 避難小屋は、トイレがありません。(西丹沢はトイレがおかしいくらいない)宿泊ではつらいかもしれませんが、そのあたりで適当にすますかありません。このあたりは避難小屋の宿命です。
さらに水場も近くにありません。水なども自分で持ってくるしかありません。これも有人小屋でないので仕方ありませんが、避難小屋の大変さです。
菰釣山 避難小屋を利用のコース
菰釣山 避難小屋を利用する方の多くは、西丹沢ビジターセンタから山中湖へ抜けるコースで使用しているようです。私は、このコースを日がえりダッシュで駆け抜けましたが、山中湖をゴールにすると富士山が綺麗みえて疲れも吹っ飛ぶのでとても良いコースでした。
記録を見る限りは、日帰りと宿泊問わなければ二日に一度は誰かが利用されているよいうでした。
菰釣山を日帰りでは、避難小屋泊まるのは微妙ですし、縦走となると西丹沢のコース上だと、西丹沢ビジターセンタから山中湖へ抜けるルートになると思います。
日帰りでは、道の駅 道志からのピストンで使用されている方が多そうでした。道志方面は公共交通機関が弱いところがあります。