こんにちは。梅雨間の晴れ間を狙って八ヶ岳を1泊二日で縦走しました。最初はテント泊のつもりでしたが、天気も怪しいので山小屋泊をしました。
八ヶ岳は山小屋がたくさんありますが、今回は稜線にある硫黄岳山荘に宿泊。昨今は、コロナ対策が重要視されますが、対策バッチリで安心感があった山小屋でした。
硫黄岳山荘の入り口とロビー
硫黄岳山荘は、硫黄岳と横岳の間にある山小屋。すぐ横は高山植物の群生地で高山植物ファンにはたまらない場所です。
山小屋の入り口はこんな感じ。創業50年以上ですが、綺麗です。
横には今上天皇が皇太子当時に宿泊した碑があります。
中に入るとまずロビーです。カウンターではメニューがたくさん並んでいます。この山小屋は生ビールが飲めたり、かなり飲食物が充実しています。
さらになんと硫黄岳山荘は、キャッシュレスです。クレジットカード、Suica、PayPayなどいろいろ使えます。私は、クレジットカードで宿泊料を支払い、お酒はすべてSuicaで支払いました。わざわざ下界でお金をおろす必要がなかった。
さらにさらにWi-FI完備です。一人2時間まで使えます。人々は山の中でもオンラインから逃げれません。
硫黄岳山荘の寝室・トイレ
宿泊の受付を済ませると寝室へ案内していただけます。硫黄岳山荘には、個室と大部屋があります。今回の私は大部屋を選択。
大部屋といっても昨今のコロナ事情からカプセルホテル状態でした。布団の間に間仕切りがあり、感染予防がされていました。グループ間で間仕切りがある感じです。私は一人なので、完全にカプセルホテル状態。
プライバシーも保たれるのでうれしいです。
ファシリティーとして大部屋にはコンセントがあり、ご自由にご利用くださいとのこと。大変ありがたい。スマホ依存症としては本当にうれしい。
宿泊時に気になるトイレです。トイレもめっちゃ綺麗です。まさかのウォッシュレット付。これにはほんとビックリ。山奥でウォッシュレットはすごい。
↓下の写真はトイレとシャワー室へ向かう階段です。
また私は利用しませなんでしたが、500円で15分間シャワーを浴びることも可能です。夏場の登山に大助かりです。もはやホテルです。
硫黄岳山荘の食事とお酒
硫黄岳山荘の夕食です。主菜が二皿にご飯。味噌汁、デザートという感じです。
野菜たっぷりで栄養満点です。野菜は自家菜園のものを使用してようで、大変おいしかったです。おかずが多いのでご飯1杯でも十分おなか一杯になりました。
硫黄岳山荘は、お酒が充実です。生ビール、缶ビール、ワイン、日本酒とたくさん。
さらにbarまでありました。標高2600メートルのbarです。日本で一番高いところにあるbarな気がします。
硫黄岳山荘は設備はホテルで、お酒は居酒屋ばりです。本当にここが山深い稜線沿いにある山小屋とは思えない。
ちなみに私は、翌朝はお弁当にして赤岳で食べました。お弁当もしっかりした食事で大変おいしかったです。(眺めはだめでしたが・・・)
硫黄岳山荘のコロナ対策
硫黄岳山荘は、もちろんコロナ対策していました。基本的に小屋内はマスク装着。小屋にはいったらアルコールで手を消毒。そして、寝室の間仕切りといった感じです。
加えてふとんカバーやまくらカバーは起床と時に回収となっていました。
さらに特徴的なのが食堂のテーブルは、向かい合って座るテーブルの間にアクリル板があり、飛沫が飛散することを防止されていました。
こういった対策をして頂けるとコロナ中でも安心して登山できます。
まとめ
硫黄岳山荘は、標高2600メートルにあるとは思えないくらいしっかりとした山小屋でした。下手なビジネスホテルより快適です。
食事おいしく、お酒もあり、コロナ対策もしっかりしていますので、皆さんもぜひ泊まってみてください。