こんにちは。
先日、北の肩小屋に宿泊しましたので、レポートします。
日本で二番目に高い北岳山頂に一番近い小屋です。
眺めはもちろん良い小屋ですが、縦走としては使いどころが難しい印象を受けました。
北の肩小屋の外観
北の肩小屋は、北岳の尾根にあります。
その名の通り、肩にある小屋です。山頂までは50分程度です。
そんな北の肩小屋の外観は、いかにもな山小屋です。
稜線にあるだけ作りはしっかりした小屋です。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/10/kitano-katagoya11.jpg)
本館のほかに別館が2つあり、トイレは外にありました。
テント場は結構広いです。稜線から5メートルくらい下がったところにたくさんテントが張られています。
北の肩小屋の内装
私は別館3というところに宿泊です。
いわゆる大部屋でした。
二段ベットとなており、布団がただ並んでいる部屋。
屋根のあるところで寝れるだけうれしいです。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/10/kitano-katakoya3.jpg)
ふとん・毛布・枕が支給されます。
こちらは食堂です。
食堂といってもテーブルがあるだけです。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/10/kitano-katakoya6.jpg)
食堂には達磨ストーブがあります。
暖かかいストーブでした。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/10/kitano-katakoya9.jpg)
水場とトイレ
水場は小屋の目の前にあります。
蛇口をひねるタイプですが、有料です。
といっても1リットル100円なので、ペットボトルよりは割安です。
稜線で水を汲めるだけありがたいものです。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/10/kitano-katakoya5.jpg)
おトイレも小屋の外。
男女兼用です。
深夜早朝はちょっと面倒です。
私は男性用小便器しか使いませんでしたが、わりと綺麗な方だと思います。
食事とお弁当
皆さんが気になる食事です。
まずは夕食です。
夕食は定食スタイル。
私が宿泊した日は、名物の豚の肩ロースです。
登山で疲れた体に濃いめの味付けがたまりません。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC_2488-1024x576.jpg)
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC_2503-1024x576.jpg)
付け合わせもいろいろついており、大満足。
ご飯を二回もおかわりしてしまいました。
翌日は山和足の小屋どまりの定番として弁当をオーダー。
雲海を望みながら食べました。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/10/kitano-katakoya10.jpg)
写真が少しくらいでですが、おかずが豊富でとても素敵なお弁当でした。
北の肩小屋をうまく使うルート
北の肩小屋は、北岳に近い反面、縦走を考えると微妙な位置です。
間ノ岳、農鳥岳を目指す場合は、北岳を乗り越える必要があります。
個人的に一番使いやすいのは、北岳ピストンだと感じました。
広河原から草すべりルートで北の肩小山まで向かい、当日か翌朝に北岳をのぼり同じルートを目指します。
北の肩小屋に泊まった翌日に間ノ岳ピストンも可能ですが、なんだかんだ時間はかかるので、下山が夕方になると思われます
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/10/kitadakesansou1.jpg)
このあたりは体力次第もありますので、ご自分のペースにあわせて調整しましょう。
正直、縦走するなら北岳の反対側にある北岳山荘の方が良いと思います。
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