奥武蔵の名だる名峰である武甲山を電車を使用して登山してきました。
スタートは西部秩父線の横瀬駅から5キロ歩いて表参道の登山口へ、帰りは山頂から秩父鉄道の浦山口駅まで下山しました。
何気に登りも下りも標高差は1000メートルレベルとがっつりした登山でした・・・。
もっと軽いと思ってた。
目次
武甲山登山への登山コース
冒頭の通りですが、整理すると以下の通りです。
西武秩父線 横瀬敬 ⇒ 石灰工場を横目に5キロ歩き ⇒ 表参道登山口 ⇒ 山頂(神社) ⇒ 橋立側登山口 ⇒ 秩父鉄道 浦山口駅
距離
15.4キロ
うち5キロは横瀬駅から登山口までに歩道歩きが含まれています。
橋立川登山方面も林道から駅まで4キロくらいあるているような気がしました。
標高差
登り:1224メートル
下り:1230メートル
標高差は結構あります。丹沢だと塔ノ岳クラスです。
見た目と裏腹にきついです。
登山時間
6時間程度。
結構な時間です。登っている時間より普通の道を歩いてる時間がないのが悲しいです。
横瀬駅から武甲山登山口へ
横瀬駅から武甲山登山口までは約5キロの徒歩。
1時間30分程度あるくことになります。
多くの公共交通機関登山かは、横瀬駅でタクシーを使って登山口に向かっていました
(予約が必要そう)
私は、節約とダイエットのために登山口まで歩くことにしました。
最初は線路沿いに15分くらい歩きます。
駅前からもどっしりした武甲山が見えることができます。
武甲山を横目に歩きます。武甲山の独特な山容はとてもかっこいいです。
![横瀬駅前](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan20.jpg)
![線路沿いのみち](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan19.jpg)
車道を歩き続けるとだんだんと石灰工場地帯に突入です。
日曜日でも大型トラックがたくさん走っています。
横を走り抜けるトラックは迫力があります。
![武甲山まで石灰工場の横を歩き続ける](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan17.jpg)
道は基本的に上り坂で横瀬駅から登山口までは300メートルくらい標高をあげるので結構きついですので、覚悟してください。
ちなみに登山者をのせるタクシーもたくさん走って行きました。
車道を歩き途中から少し林道っぽくなり、祠があるとすぐ先が登山口です。
登山口手前には、鳥居があります。
秩父らしく狼信仰?と思われる狼の石像がまつられています。
![武甲山登山口前の犬の像](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan15.jpg)
この鳥居に駐車場があり、ここから先が登山道になります。
登山口から武甲山山頂まで
大杉休憩所まで
登山口からはすぐ登り。
最初のうちは少し整備された半林道?と言えるような道です。
![登山開始の整備された道](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan14.jpg)
山頂までは〇丁目というどのくらい登ったかわかる脊柱がある。
ただゴールが何丁目かはわからないので、役に立たない。
少し川沿いの登ったら真の登山口というか山頂向けて直登の開始です。
![登山道の開始](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan13.jpg)
わりと整備されている土の道をえんえんと登ります。
鎖もない。岩もない。
ポジティブに言えば安全な道。
悪く言えば刺激のない道です
![しっかりとした武甲山の登山道](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan12.jpg)
ひたすら上ります。
32丁目あたり休憩スポットがあります。(標高1000メートルくらい)
大きな杉があり、ベンチがあります。
大杉休憩所から山頂まで
多くの人が休んでおり、私もそこで休憩しました。
一息ついてラスト300メートル。
ここからはさらに急です。
写真じゃうまく表現できないのがもどかしいぐらい急です。
特に最後の標高差100メートルがぐっと登ります。
![最後のぼり](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan11.jpg)
登りきると大きな広場にでます。
そこにはトイレもあり、神社もありと割と広々した山頂付近で素。
その神社の裏手を20メートルくらい登ったあたりが山頂です。
![武甲山の山頂](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan10.jpg)
山頂からは秩父や長瀞周辺がよくみえて気持ちいです。
しかし、山頂からは独特な山の形状をうかがうことできませんでした。
ちょっと残念です。
![武甲山かからの眺めは長瀞秩父が見える](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan09-2.jpg)
武甲山山頂から浦山口駅へ
武甲山山頂から九十九折のところまで
武甲山山頂から浦山口駅に下山します。
本当は、山頂でゆっくりしたかったのですが、午後は天気が怪しかったので仕方ありません。
武甲山から浦山口駅方面へ下りだしてびっくりしたのが人がいないところ・・。
山頂の人にくらべて人いなすぎ。
![武甲山の下山スターと](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan08.jpg)
登山道はしっかりしているので不安はないです。
ずかずかおります。
さいしょガッツリおりて、30分くらいたつと、なだからな尾根歩きになります。
ここはペースアップどころです。
![平坦な尾根道](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan06.jpg)
尾根を20分あるくと九十九折の箇所がでます。
九十九折から浦山口駅へ
九十九折でがっつりおります。
上からみると急ですが九十九折で降りるので道はそんなに急じゃありません。
ただ九十九折にあきそうになるだけです。
![つづら折りスタート](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan07.jpg)
途中で木の橋?階段が見えたらもうすぐ九十九折は終わり。
![つづら折りのゴール付近](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan05.jpg)
終わると今度は林道歩きの地獄がはじまります。
いつまで歩くのだこの道はというくらい歩きます。
下りだからそんなにしんどくないけどあきます。
無心であるく。
体感4キロくらい歩くと一般車道へ。鍾乳洞が近所にあるらしいです。
![林道のはじまり。とにかく長い。](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan04.jpg)
車道を10分くらい歩くと浦山口駅です。
びっくりしたのが電車が1時間に1本くらいしかない。
私は40分待ちました。間が悪かった。
駅前には何もありません。これもつらいです。
![浦山口駅](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/04/bukousan01.jpg)
この駅を下山で利用される方は、ちゃんと電車の時間を調べてから利用した方が良いです。
まとめ
初めての武甲山登山でわかったのは、横瀬駅から登山口まではタクシーを使おうです。
よほど石灰工場が好きじゃなければただの苦痛です。
その1時間30分でほかの山まで縦走した方が圧倒的に有意義だなと感じます。
武甲山自体は山頂からの眺めがよく、山頂付近は広々してよかったです。
表参道コースなら小学生でも登れるかなと思いました。
登山口周辺にお店がないのは注意が必要かなと感じました。
独特の山容で人気の武甲山です。一度登ってみるのはいかがでしょうか?