こんにちは。2019年5月は暑い。初夏を忘れて真夏がきた感じです。そんな暑さの盛りに丹沢主脈縦走を日帰りで実施しました。熱射病の恐怖と帰りのバスの時間との闘いでした。ほんと倒れるかと思った。稜線は日が強すぎる。
前編ではそんな丹沢主脈縦走の大倉ー丹沢山間を記事にします。
丹沢主脈縦走を土日に行う場合は,バスの多い大倉へ降りるのが良さげです。焼山バスの本数空くなすぎ問題が発生します。
加えて、今回の記事のコースは、一般的には一泊二日のコースです。途中の丹沢山、蛭が岳などの山小屋に宿泊するのが通常です。
1.今回のコース
今回のコース
今回のコースは、以下の通り。渋沢ー大倉間は神奈川中央交通のバスです。前編で取り扱うのは下線部です。
小田急 渋沢駅 ⇒ 大倉 ⇒ 花立山荘 ⇒ 塔ノ岳 ⇒ 丹沢山 ⇒ 蛭が岳 ⇒ 姫次 ⇒ 焼山 ⇒ 焼山登山口バス停
コース総距離・累積標高
コース総距離:24.6Km
累積標高登り:2625m
累積標高下り:2655m
コースタイム
自己記録:7時間54分
標準コースタイム:11時間
2.登山口へのアクセス
登山口は丹沢への主要な入り口である。大倉です。小田急渋沢駅よりバスで15分くらいです。登山口のバス停は公園になっており、トイレにコンビニがあり抜群の入り口です。この日は渋沢と大倉間で臨時バスが出るほど盛況でした。
バス代は230円と安く。うれしい。登山のバス代は毎度ながらバカになりません。
3.花立山荘まで
朝の大倉尾根・・すごい人が多かったです。トイレ待ちで15分くらいロスしてしまいました。また出発前には、大倉にあるコンビニで山ヒル対策に塩を購入しました。使わないに越したことはないのですが、咬まれるとそれだけでテンションだだ下がりになるので念のための用意です。誰か丹沢からヒルを撲滅してくれ。
大倉からは、大倉尾根・・・通称バカ尾根を上って塔ノ岳を上って行きます。6.4kmひたすら登りを続けることになります。この時点での目標は、丹沢主脈縦走ではなく、大倉ー丹沢山のピストンでした。
まずは一般道歩き。5分ほど登山道入り口へ着きます。ここであれ?丹沢クリステルがいないぞ?と動揺しました。

丹沢クリステルは、昔大倉にあった乗馬場の忘れ形見の人形で、そのたたずまいから丹沢クリステルと呼ばれていました。後日調べるとあたらしい勤務地へ4月上旬に旅立ったそう。寂しい限りです。

悲しみを背負いながら大倉尾根を歩きだします。林の中をスタスタ歩きます。このあたり登りはまだ緩いです。新緑が気持ちいい。

少しずつ傾斜が強くなっり、少し平地を歩くと見晴茶屋につきます。名前の通り見晴らしがとても良いです。毎回ここで満足して帰ってしまおうか悩みます。






花立山荘までくれば塔ノ岳まではあと少しですが、ひたすら登りです。出発してすぐに階段・・またかよ。そしてザレ場です。
ザレ場の上が少し平坦でそこから塔ノ岳が見えます。目的の山頂が見えるとあと少しだ!!って気がします。このザレ場あたりでは団体登山客を追い越しました。30人くらいいました。どうもこの日は蛭が岳に宿泊する見たい。年配者が多かったのですが、元気なものです。

花立山荘から30分ほどで塔ノ岳山頂につきます。



本当ならもう少し休みたいところですが、本日は目的地が先のため先へ進みます。
5.丹沢山まで
塔ノ岳から丹沢山へ向かいます。塔ノ岳から丹沢山の稜線は歩きやすさ、眺めといいピカイチです。が、アップダウンは地味にあります。塔ノ岳の次は丹沢山イメージですが、実はその間に日高、竜ヶ馬場という山が二個あります。等高線ではなだらかですが、バカ尾根でやられた脚にはきます。
最初に塔ノ岳からグッと下がり、そのあとは登ったり降りたりを繰り返します。本当眺めは抜群です。しかし、この辺りからあまりの暑さに苦しみだしました。稜線に樹木が全然ない。日当たりじゃねーか。日光が全身にあたります。ほんとうにつらい。つらいので足が小走りになります。小走りできるのも登山道の整備が行き届いてるから係の人ありがとう。




この後、丹沢山のみやま山荘でカレーライスを食べました。
そして、蛭ヶ岳をこえ焼山まで駆け抜けました。
よかったら後編記事もご覧ください
了