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「丹沢・大山フリーパス」はお得なのか?徹底的に調査した!!

 こんにちは。小田急線/相鉄線から発売されているお得な切符には、「丹沢・大山フリーパス」というものがあります。この切符は、丹沢大山国定公園の登山者向けの切符です。今回は、この「丹沢・大山フリーパス」がどのくらいお得か検証してみました。

 結論としては、200円~1000円程度のお得です。

 

この記事でわかること

  • 「丹沢・大山フリーパス」の概要(値段、利用範囲内の山、特典)
  • お得になるコース例
  • おすすめコース

「丹沢・大山フリーパス」の概要

フリーパスの概要を疑問に思う人

 改めてになりますが、「丹沢・大山フリーパス」は、小田急線および相鉄線から発売されている丹沢山登山者向けのお得な切符です。

  発売元の各路線の駅から丹沢・大山エリアの駅までの往復運賃、指定範囲内での小田急線の電車および神奈中バスのフリーパス、さらに商店・温泉等の割引特典が付属しているものです。
 まぁよくある観光地向けのフリーパスと同じです。少し変わっているのが有効期限が1泊2日になっています。山小屋泊も想定しているのかもしれません。

種類

「丹沢・大山フリーパス」は、大山観光電鉄(ケーブルカー)の利用有無で種類がわかれます。利用ありがAキップ、使用なしがBキップです。

利用可能範囲

「丹沢・大山フリーパス」の利用範囲の概要は以下のとおりです。

利用範囲

  • 相鉄線・小田急線区間の乗車は、発駅~本厚木駅間の往復1回限り
  • 本厚木駅~渋沢駅間は乗り降り自由のフリー区間。
  • 本厚木~渋沢エリアの指定区間のバス乗り降り自由のフリー区間
  • Aキップは、大山のケーブルカーが乗り降り自由のフリー区間
  • 有効期間は2日間。

文字だけではわからないので、フリーパス区間の地図を公式サイトから借用します。

小田急線公式HPより

このフリーエリア区間エリアをみて登山者として認識すべき事項は以下の通りです。

  • 基本的に表丹沢エリアを対象としたキップ
  • そのため以下のエリアの登山には適さない
    • 西丹沢エリア(西丹沢VC、丹沢湖)
    • 北丹沢エリア(焼山登山口)
    • 宮ケ瀬湖エリア(仏果山登山口、丹沢三峰-三叉路)

名前は丹沢ですが、利用可能範囲はやや狭いです。(それとも丹沢が広大すぎるのか・・・)そして、丹沢山登山のメインルートともいえる丹沢三峰ルートも対象外というのが不思議です。

料金

「丹沢・大山フリーパス」の値段は、以下二つの要素により決まります。

  1. 乗車駅(どの路線のどの駅から丹沢方面に向かうか)
  2. 大山ケーブルカーを利用するか?(Aキップか?Bキップか?)

小田急線・相鉄線の代表的な駅からの料金表を記載します。
また参考として発駅から最大利用範囲の駅である小田急線渋沢駅までの往復運賃に加えて、大山ケーブルカーが含まれていないBキップと往復運賃の料金差分を記載します。

(小田急線の場合)

発駅AキップBキップ渋沢往復運賃Bキップと通常往復運賃の差分
新宿駅から2,520円1,560円1380円180円
新百合ヶ丘駅から2,180円1,220円1020円200円
町田駅から2,060円1,100円840円260円
海老名駅から1,890円940円640円300円

(相鉄線の場合)

発駅AキップBキップ渋沢往復運賃Bキップと通常往復運賃の差分
横浜駅から2,470円1,520円1280円240円
二俣川駅から2,330円1,380円1120円260円
大和駅から2,250円1,300円1040円260円


上記の結果からわかることは3点です。

  • 単純に電車の往復ためだけに購入すると損してしまう
  • 渋沢駅から遠い駅から乗った方がお得である。
    渋沢駅をベースとした場合は、どの駅発でもバスを往復利用でお得。
  • Aキップ/Bキップとの差分は、小田急線(960円)相鉄線(950円)
    ケーブルカーは片道640円なので片道利用だとAキップは損。

特典

「丹沢・大山フリーパス」には、各施設で利用可能な特典があります。登山者向けと思われる事例をいくつかあげます。最新情報や詳細は公式ページをご覧ください。

・【温泉】鶴巻温泉駅 弘法の里湯の入場料割引 (200円割引)

・【温泉】秦野駅 はだの富士見の湯の入場料割引(200円割引)

・【食事】伊勢原駅 東學坊の食事代 (5%引き)

・【お土産】伊勢原駅 湧水工房の割引

(おからサービス+お豆腐200円(税抜き))

公式サイトを見る限り、食事・お土産は、大山の参道であるコマ街道あたりの割引が多かったです。

個人的には、「はだの富士見の湯」はおすすめです。富士山、丹沢の絶景を見ることができます。食事含めて素晴らしいところです。

「丹沢・大山フリーパス」を利用するお勧め登山コース例

丹沢稜線イメージ

 「丹沢・大山フリーパス」を利用するお勧め登山コースをご紹介します。登山コース、アクセス、付近の温泉、料金を記載しています
 なお、料金は、新宿発を基準としています。お得な額は発駅により異なるので注意してください。

伊勢原駅ー大山山頂のピストン

 最初のおススメコースは、伊勢原駅からケーブルカーを利用して大山山頂をピストンするコースです。
 これがAキップ一番のモデルコースと思われます。

コース

 伊勢原駅 ⇒ (バス) 大山ケーブル バス停  ⇒(ケーブルカー)阿夫利神社駅 ⇒(徒歩)大山山頂⇒(徒歩)阿夫利神社駅 ⇒(ケーブルカー)大山ケーブル駅 ⇒ (徒歩)大山ケーブル バス停 ⇒ (バス)伊勢原駅

お得さ

以下の通り440円お得です。

パス(Aキップ) 2520円
通常料金 2960円
差額-440円

(通常料金明細)

電車 往復(新宿ー伊勢原)1200円
バス 往復(伊勢原駅ー大山ケーブル)640円
ケーブルカー 往復(大山ケーブル駅ー阿夫利神社駅 通常期間)1120円
合計2960円

その他

本コース登山後に鶴巻温泉駅の弘法の里湯で汗を流すことをおすすめします。フリーパス区間にくわえて、入場割引(200円)があります。

・また大山下山後には、コマ街道で大山豆腐を食事したり、お土産を購入するのもの良いです。こちらもフリーパスで割引のあるお店もあります。丹沢で一番お土産充実しているのがコマ街道です。

塔ノ岳のピストン

 大人気の塔ノ岳をピストン(往復)するコースです。こちらはBキップを利用します。登山は人気の大倉尾根の利用です。

 標高差が1200メートル、往復13キロと体力が必要なコースです。しかし、途中に山小屋も多くコースも整備されています。無理だったら引き返せばいい精神であれば初心者でも問題ありません。

 山頂からは相模湾や富士山がよく見えます。私が大好きな山の一つです。登りがいがあります。

塔ノ岳からの富士山

コース

渋沢駅 ⇒ (バス)大倉 ⇒ (徒歩:大倉尾根)塔ノ岳山頂 ⇒ (徒歩:大倉尾根)大倉 ⇒ (バス)渋沢駅 

お得さ

 以下の通り240円お得です。あまりお得さはありませんが、1円を笑うものは1円に泣きます。帰りのジュースが一本無料になるイメージでしょうか?

パス(Bキップ) 1560円
通常料金 1800円
差額-240円


(通常料金明細)

電車 往復(新宿ー渋沢)1380円


ス 往復(渋沢駅ー大倉)
420円
合計1800円

その他

 下山後には、隣の秦野駅 「富士見の湯」に入浴することをおすすめします。フリーパス区間かつ入浴料割引あります。駅前から送迎バスがでています。

 登山コースとしては、大倉尾根以外も小丸尾根や鍋割山経由などの他コースもおすすめします。

丹沢表尾根縦走

 大倉から塔ノ岳へ登頂し、その後、三ノ塔などを縦走し、ヤビツ峠へ向かうルートです。逆ルートも可です。

 私は、富士見の湯に入浴したいため、秦野駅側のヤビツ峠に下山することが多いです。しかし、ヤビツ峠は、バスの本数が少ないので注意が必要です。
 体力的には、ヤビツ峠⇒塔ノ岳⇒大倉の方が楽です。

 このコースは、相模平野・相模湾を横目に多数の山を縦走できることが良いところです。

コース

 渋沢駅 ⇒ (バス)大倉 ⇒ (徒歩)塔ノ岳 ⇒ (徒歩)三ノ塔など ⇒ (徒歩)ヤビツ峠 ⇒ (バス)秦野駅

お得さ

以下の通り520円お得です。

パス(Bキップ) 1560円
通常料金 2080円
差額-520円


電車 片道(新宿ー渋沢)690円

ス 片道(渋沢駅ー大倉)
210円

ス 片道(ヤビツ峠ー秦野)
490円
電車 片道(秦野ー新宿)690円
合計2080円


その他

・ヤビツ峠から秦野駅間のバス停で途中下車し、富士見の湯に立ち寄ることが可能です。塔ノ岳からヤビツ峠間は山小屋はほぼないので注意してください。

・鎖場やガレ場など多少登山難易度が他のルートより高いです。体力も必要です。

・大倉尾根上にある花立山荘のカギ氷が美味しいです。

まとめ

コースにより大小ありますが、往復交通費だけで200円から数百円程度お得になります。温泉への立ちよりや途中下車をすると1000円程度お得になることもあります。
お一人だけではなく、ご家族で使われるとさらに顕著になります。

ぜひ「丹沢・大山フリーパス」でお得な登山をしましょう。

Moutain-times

30代会社員登山家。2015年より登山をはじめ、登山歴5年。 神奈川県出身との縁で丹沢を中心に登山する。 年に数回は長野、山梨へ遠征登山を行う。 2020年は剣岳、五竜岳登山が目標。

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