こんにちは。
先日、岩手県最高峰であり、100名山の一つとなっている岩手山へ登りました。
コースはたくさんありますが、今回は馬返しから登りました。
実は、岩手山はゆるふわ登山のスポットかと思っていたのですが、そんなことはなく絶望の直登1400メートルでした。普通にきつい登山です。
岩手山の基本情報
標高:2,038 m(岩手県最高峰!!)
キーワード:100名山、花の百名山
登山口の標高:(馬返し)633メートル
標高差:1405メートル
標準コースタイム:約4時間30分(登り)、約3時間15分(下り)
登山口へのアクセス:滝沢IC→馬返し登山口まで約15分
※バスなどはありません。
トイレ:8合目避難小屋(綺麗)
水場:8合目避難小屋(豊富)
山頂までの標高差1400メートルは富士山の富士宮口から山頂までの標高差を超えます。日帰り的にはかなりきついて標高差です。
いざ馬返しから岩手山へ
岩手山の代表的な登山口である馬返しから登りをかえします。
まず駐車場から岩手山の眺め。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwatesan-1.jpg)
正直、想像以上の大きさを感じ、本当にここから登るんだ?って感じです。
馬返し標高低くない?馬もう少し頑張れよって気がします。
山頂が遠い。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwatesan-3.jpg)
登り始めは、大変整備されている道を歩きます。
歩きやすいみちは大好きです。
15分もあるくと傾斜は厳しくなってきます。そして藪が増える。
これは馬は歩けません。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwatesan-2.jpg)
途中で階段やざれば登場します。
正直、しんどいです。
かなりしんどいです。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwatesan-4.jpg)
途中で旧道、新道の分かれて道があります。
旧道は永遠にガレ場を登ります。
旧道は土の道を九十九折で登るイメージ。
個人的には、登りは旧道、下りは新道が良いと思います。
旧道のガレ場は急斜面すぎて、下るのは少しあぶないです。
ただ新道からのちょいちょい岩手山嶺が見えましたが、眺めは旧道が圧倒的です。
7合目からは天国
馬返しから7合目までは約3時間。
永遠ののぼりです。
いつ登り終わるのか?いつ頂上か?自問を続ける登山道。
しかし!!
7合目で景観がかわります。森林限界となります。
山頂も綺麗に見える。
7合目から9合目まではまぁまぁ平地!!ほんとうれしいです。
山頂を巻きながら少し歩くイメージです。
こんな綺麗な場所をただただ歩きます。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwatesan.jpg)
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwatesan8.jpg)
しかも途中の8合目の避難小屋では水場・トイレがあります!!
正直、避難小屋ないとしんどすぎですわ・・・岩手山。
8合目避難小屋は避難小屋となばかりの友人小屋みたいな場所になっています。
避難小屋から10分もあると9合目。
ここから山頂のある火口まで登ります。
山頂までの標高差はまだ100メートル以上あります。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwatesan16-2.jpg)
そして、岩手山登山で地味につらかったのですが、火口にあがるまでのザレ場!!
なかなか進まない。3歩歩いて2歩下がる感じで、ずるずるのぼります。
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwatesan-10-1.jpg)
やったこと火口にとりつくが・・・頂上まだ遠い。
火口の緩めの傾斜を15分くらい登ります。
見えるわりに遠かった。
それでも火口を眺めながらの登山は楽しい!!
東北の山は森林限界が低いので素敵です。
岩手山の火口は富士山なみの大迫力なので、
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwatesan17.jpg)
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwasan18.jpg)
やっとのことで山頂。
山頂は雲が多いものの下界を見ることができて満足できました!!
晴れれば岩手県を一望できます!!
![](https://www.mountain-times.com/wp-content/uploads/2021/08/iwatesan-14.jpg)
下りは疲れすぎて記憶がないので記事にできませんでした。
標高差1400メートルはしんどすぎるぞ。
ただただつらかった覚えしかない。
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